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持ち物には名前を記入!まるで学生みたいだけど大切なCAの仕事の工夫

羽蘭

自分の持ち物には、名前、ベース名などすべて記入!まるで学生のようですがそれにはちゃんとした理由があります。CAならではのお仕事の工夫をご紹介します。

CAあるある?持ち物には名前を!

自分の持ち物に名前を書く……などと聞くと、まるで学生のようですよね。

しかし、筆者が勤務していた航空会社では自分の持ち物に名前を書く人が多くいました。

会社が決めた規定ではないので書かなくても良いのですが、書いた方があとあと便利。

エプロン、セーター、靴、缶オープナー、オーブン用の手袋など、持っているものすべてに名前を書いているといっても過言ではありません。

スーツケースやハンドバッグには、ネームタグをつけていました。

名前と社員番号、自分の属していたベースの場所などを書くのが一般的です。

社会人なのになんにでも名前を書くなんてちょっと不思議に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、これがCAならではのお仕事の工夫の一つなのです。




これ私の!?貸与物はみな同じ

CA達がフライト中に使う道具は会社から支給されていて、基本的にみんな同じものを持ちます。

そのため、使った後にパッと置いてしまうと、時には誰のものかわからなくなってしまうことも。

そんなときも、名前が書いてあれば誰のものか一目瞭然ですよね。

つまり、お互いのためにみんな自分の持ち物に名前を書いているのです。


フライト中、セーターやエプロンは着用して良い時間が決まっています。

お客様をお出迎えするときやお見送りするときは着用が禁止されているので、CA達がクローゼットに一斉にしまってしまうと取り違えてしまうことも!

無駄な時間を省くためにも、名前が書いてあると忙しいフライト中にとても便利です。

どのCAも先輩からのアドバイスで始める人が多い習慣です。


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