意外な事実?外資系CAにもしっかり存在している年功序列
フレンドリーで上下関係もあまりなさそうな外資系のエアラインですが、実はしっかりと年功序列が存在しています。とは言え、日本とはちょっと違うアメリカ的年功序列の実情をお話します。
アメリカの外資系で意外と重要な年功序列
アメリカというとフレンドリーで親しみやすく、年功序列制度など全くなさそう!というイメージがありませんか?
実は、アメリカの航空会社において年功序列はとても大事で、入社年次が全てと言っても過言ではありません。
もちろん、先輩や上司、会社の偉い人でもファーストネームで呼び合い、気軽に握手したりと、とってもフレンドリー。
意見がある時は相手が先輩や上司であってもはっきり言うことができるので、日本に比べてフランクな文化と言えます。
国が違えば年功序列の考え方も違うもの。
一般的にはイメージにないアメリカ的年功序列についてご紹介します。
全ては年功順に決まるスケジュール
筆者が知る限り、ほとんんどのアメリカ系航空会社では、会社が毎月のスケジュールを用意すると、年次の早いCAから好きなスケジュールをpid(ピッド・入札)していきます。
年次の早い方から順番どおりに希望のスケジュールを取っていくので、下の年次になればなるほどなかなか自分の希望のスケジュールをもらうことが難しくなるのが事実。
欲しいお休みや飛びたい路線など人によって好みも違いますが、やはり人気の路線は必然的に年次の早いCAが飛ぶことが多かった気がします。
下の年次のCAは、希望のお休みを取ることも難しくなってきます。
スケジュールが出るまで大事な予定は入れない、または長期有給休暇のときにしか外せない用事は作らない、と各々で調整してスケジュールが確定するのを待つようにしていました。
しかし、外資系航空会社に多いのですが、CA同士でフライトを交換することが可能!
それを利用して、いつもなんとなくうまく休みが取れていたという幸運の持ち主もいましたよ。