乾燥する機内でもうる肌キープ!押さえておきたい保湿成分6つ
乾燥するこの冬の季節、上空の機内は地上よりもさらに湿度が低下しお肌がカサカサに。しかし、保湿成分を味方につければ乾燥する機内でもうるおいをキープすることができます。今回は、押さえておきたい代表的な保湿成分6つをご紹介いたします。
冬のフライト、CAは乾燥が大敵!
冬は湿度50%以下ともなり非常に乾燥しやすい季節。
さらに上空の機内となれば地上よりも湿度はぐんと下がり、お肌がカサカサになった経験をされた方も多いのではないでしょうか。
乾燥したお肌を放置してしまうと、シワを作るだけでなくお肌のバリア機能が低下し肌トラブルを引き起こす原因に。
CAはお客様と顔を合わせてお仕事をすることが多く、乾燥でシワシワになったりお肌トラブルを抱えるわけにはいかないので,、乾燥対策に余念がありません。
乾燥を防ぐには、何よりも「保湿」をすることが大事。
加えて高い保湿効果を持つ成分を含んだアイテムを選ぶと、より乾燥知らずの美肌への近道となります。
今回は、知っておきたい保湿成分6つをご紹介いたします。
保湿成分って何?
ドラッグストアなどで基礎化粧品を眺めていると「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」といった文字をよく目にします。
これらはもともと私たちの肌にも存在する、肌にうるおいや弾力を与えてくれる「保湿成分」です。
一言で保湿成分と言ってもその働きは成分によって異なり、成分同士を組み合わせることで相乗効果を得られるものもあります。
そこで、頼れる保湿成分をご紹介いたします。
押さえておきたい保湿成分6つ
コラーゲン
コラーゲンは真皮層のおよそ7割もを占める成分で、肌に潤いとハリをもたらすとされています。
一般的に、化粧品に含まれる水溶性コラーゲンは分子が大きく肌内部へ浸透しにくいのですが、その代わりに肌表面に高分子の膜を張り水分の蒸発を防ぎます。
最近では角質層にまで浸透する低分子コラーゲンも登場しています。
セラミド
セラミドは角質層に存在し、細胞同士を繋げてキメの整ったなめらかな肌を作るとされています。
細胞の結合を強めて外からの刺激から肌を守るバリア機能と、内側からの水分を蒸発させない強力な保水作用で角質層に潤いを保ちます。
エラスチン
エラスチンは真皮層の約2%とわずかながら、コラーゲン線維を束ねて層をなし肌の弾力を保つ役割があるとされています。
エラスチン配合の化粧品を使うことで、細胞が含んでいられる水分量を増やすことが期待できます。
保湿成分を束ねてより強い構造にする働きを持つことから、コラーゲンやセラミドと同時に使用することで保湿の相乗効果が得られるとされています。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は水分子同士を結びつける性質が強く、1gで6リットルもの水分を保持する能力があるとされています。
また粘性があり、塗布することによって肌表面に水分を含んだ膜を張ります。
この膜の働きで角質に水分をたっぷりと保持し、バリアとなって乾燥や肌トラブルを防ぎ肌に弾力をもたらすことが期待されます。
ヘパリン類似物質
皮膚科などで処方される保湿剤「ヒルドイド」の主成分となっているのがこのヘパリン類似物質。
血中に存在するヘパリンの水分保有力に着目し、その類似成分を応用して作られたもの。
真皮に存在し、角質細胞間脂質や水分のバランスを整えるとされています。
天然保湿因子(NMF)
NMFとは、ナチュラル・モイスチュアライジング・ファクターのことを意味します。
角質層で、表皮細胞が角化される際に作られます。
従ってNMFが少ないと、角質層の水分量が低下し肌が乾燥していきます。